AL-Mail32の開発者が「連絡不能開発者一覧」に掲載

情報処理推進機構IPA)が公表している「連絡不能開発者一覧」に、電子メールソフト「AL-Mail32」の開発者である「有限会社クレアル」が掲載されています。(問合せ番号「DID#18197043」。おそらく「DID#85952314」と「DID#91654756」も)

ソフトウェアに脆弱性の疑いがあって、開発者に連絡がとれない、ということなので、どうもあまりよろしくない状況のようです。

AL-Mail32はシェアウェアで、かなり長い間更新されていない(最終更新は2006年1月)こともあり、使用者はそれほど多くないと思います。ただし、教育機関を対象にした送金免除制度があるため、大学図書館には相当数の使用者がいたはずです。最近は他のメールソフトへの移行も進んでいるでしょうが、たとえば職場でAL-Mail32の使用を推奨していたなど、まだ使用者が多い環境では、今後の動向に注意が必要でしょう。